施設での怪我や事故について
ブログ29号!
こんばんは😊
社会福祉士のやなぎしたです。
本日は、障がい者支援です。☺️
施設に勤めていると間違いなく起きてしまうのが、怪我、事故。その中でもショックな事故は、利用者間でのトラブルです。
加害者も重度の障がいを抱えている場合、責任はどうなるのか。現場を目撃しただけでは判断がつかない事例が多いのが大半です。
例えば、AさんがBさんに対して大怪我をさせてしまったとしましょう。
その場面だけ見れば、明らかにAさんが悪いという判断をしてしまいます。
たしかに、怪我をさせてしまったのはAさんです。
しかし、もし、支援者が目撃していない所でAさんに対してCさんがストレスを与えていたとしたらどうでしょう?
Aさんは自分がイライラした時には分け隔てなく暴れたり、他者を傷つけてしまったりする可能性がある人なら?
Cさんが自閉症で発語もなく、自分の大切な物をAさんに取られて、自身で支援者に訴える事が出来ない方ならば、それを何とか取り返そうとAさんから無理矢理取り上げてしまうとどうなるか??
もちろん、自他の区別がつかないAさんはパニックになり、暴れてしまいます。😭
こういった悲しみ、ストレスは連鎖し、最終的に大きな事故になってしまいます。。。
辛いですよね。
そういった事にならない為にすべき事。
①支援者が支援しやすい環境を整え、個々の行動に寄り添える体制を施設が作る。
②個々の障害特性を把握し、生活の中でのストレスの蓄積を避け、安心感の持てる支援を心がける。
③支援者は、感情的にならず、罪のジャッジメント役にならない。なぜそうなったのか、次起きない為にどうするかを話し合い、責任者、家族と共有する。
④怪我をされたご家族に最善のフォローを行い、誠心誠意向きあう。
他にも色々とご意見があればシェアしましょう。😊
障がいを抱える人達が、安心して暮らすことのできる環境について、共に考えて下さる仲間を募集します!!
本日もご一読ありがとうございました😊